精密なハイテク貨物は、最適な保管環境が要求されます。
当社では、一時保管から長期にわたる保管まで、空調倉庫で管理。精密機器の専用倉庫として、最適な庫内環境と充実した設備を有しています。さらに仕分荷捌場、検査室、梱包室などの施設、機能を装備し、高い信頼を得ています。
半導体やコンピュータ、電子機器などのハイテク関連機器の場合、いかにベストなコンディションで物流を行うかが大切です。当社では、貨物の特性に合わせた梱包技術で、輸送時の揺れや衝撃などによる破損を抑え、温度や湿度、静電気の影響まで配慮。さらに、貨物到着時には、専門スタッフが荷姿・数量はもちろん、ダメージチェックを実施するなど、完璧な物流を実現します。お預かりした時の状態を、お手元にお届けするまで確実に維持することこそ、物流の基本であると考えています。
納品前に検査するダメージチェック体制は、当社の豊富なノウハウが力を発揮するサービスです。これはお客様への納品前に検査するもので、数量はもちろん、破損・異常の有無などを厳格にチェックします。その検査水準の高さは、業界トップクラス。また、主に公的機関から依頼された貨物については、お客様立ち会いのもと、専任スタッフが徹底した数量確認、部品番号等の照合および規格に基づいた梱包を行います。こうした検査システムが、高い信頼を獲得し、実績の拡大につながっています。
(C)宇宙航空研究開発機構(JAXA)
最先端技術により開発・製造される人工衛星などの宇宙機器。その輸送には高度な技術と細心の配慮が欠かせません。特殊車両の使用はもとより、温度・湿度・振動・衝撃・静電気等、輸送環境にも十分に注意する必要があります。
このような宇宙機器輸送のハイレベルなニーズに、コクサイエアロマリンは豊富な経験とエキスパート技術で応えています。
たとえば、60億キロの旅を終え、小惑星イトカワの物質を地球に持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセルの日豪間輸送もコクサイエアロマリンが手がけました。
